ClickUpは無料プランでも機能が非常に豊富なプロジェクト管理ツールです。
タスク管理の機能について紹介します。
階層構造
ClickUpでは次のような階層構造になっています。
- ワークスペース:会社の組織や部署などの単位
- スペース:スペースごとに使う機能やワークフローの設定が出来る
私は、仕事の種類やプライベートタスクを分けるのに使っています。 - フォルダー:タスクやリストをひとまとめにしたもの。私はフォルダーをプロジェクトとして管理しています。
- リスト:タスクをひとまとめにしたもの
プロジェクトの中のタスクをまとめるのに使っています。 - タスク:タスク
- サブタスク:タスクの中のサブタスク
- チェックリスト:タスクの中に作るチェックリスト
タスク一覧画面では表示されず、タスク詳細画面で表示されます。
タスクを細かく階層化できるので、自分好みにタスク分類、整理できます。
タスクの属性
ClickUPはタスクの属性も豊富です。
また、カスタムフィールドも設定できるので(無償プランは100個まで)、どんな種類のタスクでも管理できると思います。
タスクの詳細の属性は、主なもので次のものがあります。
- Status:ステータス
ステータスは、基本はOPEN,CLOSEぐらいですが、IN PROGLESS、やREVIEWなど用意されてます。
しかも、ステータスを自分で作ることができます。 - Priority:優先度
- Asign:担当者
- tag:タグ
- Dependencies:依存関係
- Start date:開始日、Start time:開始時刻
- Due date:締め切り日、Due time:締め切り時刻
- Description:詳細記述
タスクは、開始日、終了日と時間まで入れられます。
そして、その設定した時間に通知を出すことも可能です。
ここまでできるのが、他のツールではなかなかなく素晴らしいです。
また、ClickUPは複数人でコミュニケーションを取りながらタスクを管理するツールです。
タスク詳細画面内でコメントを記載することができ、チャットをすることができます。
私の場合は個人タスク管理なので使用していません。
さらにすごいのが、Description(詳細記述)の部分にスラッシュコマンド(「/」の後にコマンドを記載)を使う事で、詳細部分を装飾したりできます。
私がすごいと思ったのは、GoogleスプレッドシートなどGoogle関連のドキュメントを埋め込みできる事です。
ここまでできれば、タスクに関する資料など、タスクに関するあらゆる情報を管理できます。
タスク表示方法
ClickUPはタスクの表示方法が豊富です。
色々な視点でタスクを俯瞰できます。
これにより、タスクの整理やレビュー、たくさんのタスクの中から今日何を実行すればいいいのかを考えるのに非常に役立ちます。
無料プランで使用可能な表示方法は次のものがあります。
- List:リスト表示
- Board:Trelloのようなカンバン表示
- Calendar:カレンダーにタスクを表示(Googleカレンダーとの同期で、GoogleカレンダーのスケジュールをClickUP上でタスクと一緒に見ることも可能)
- Gantt View:ガントチャート(無料プランでは100uses)
- Mind Maps:(無料プランでは100uses)
- Timeline:(無料プランでは100uses)
- Table View:エクセルのような表形式の表示
- Map View:GoogleMap上にタスクを表示(タスクにLocationを入れて位置を表示)
主なものをいくつか詳細を記載します。
List
一番基本的な表示でタスクをリストに並べます。
表示する項目の選択、タスクの並べ替え、フィルターなどもかけられます。
どの表示方式でも同様ですが、並べ替えやフィルターなどをかけた後、その表示方法に名前をつけて保存することができます。
そして、その表示形式をワンクリックで呼び出すことも可能です。
Board
タスクをカンバン表示します。
横の列は、締め切りやステータス、優先度ごとなど自由に選んでグルーピングできます。
Calendar
カレンダーにタスクを表示します。
月、週、一日など表示形式を選べます。
また、Googleカレンダーの予定を取り込むことができ、予定とタスクを同時に表示することも可能です。
とにかく機能が豊富。
無料プランでここまでできるのはすごいです。